ローマ教皇による国際紛争の調停
スペインとポルトガルはともにローマカトリックを国教としていたので、ともにローマ教皇による裁定にすがろうとした。当時、キリスト教世界ではローマ教皇が国家権力の上位の権威をもち、紛争の調停に当たる権能を持っていた。スペインのイサベルとフェルナンドの両王は、時のローマ教皇アレクサンデル6世に働きかけ、ポルトガルのジョアン2世も同様に自国の主張を訴えた。ローマ教皇は双方の主張を聞いた上で、1493年に教皇の名において一連の教書を発した。この教皇境界線が世界最初の植民地分界線であった。
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