ハプスブルク家の家督継承問題
1713年、オーストリアの神聖ローマ皇帝・カール6世は、オーストリア・ハプスブルク家の家督継承の原則としてプラグマティッシェ・ザンクチオンを定めた。それにはハプスブルク家の領土の不可分と、男子のいない場合の女性の家督相続を認め、カール6世の次の家督を長女マリア・テレジアに継承させることを可能とした。ヨーロッパ諸国はこの原則をいったんは認めたが、カール6世が没すると、まずプロイセン王国のフリードリヒ2世がマリア・テレジアの相続の条件としてシュレジェンの割譲を主張した。神聖ローマ帝国内の有力諸侯であるバイエルン公・ザクセン選帝侯もハプスブルク家に代わって神聖ローマ皇帝に選出されることを目指した。
コメント
コメントを投稿